ベッドから離れて過ごす時間を増やすために

東京都　中里様より
　
私は介護付き有料老人ホーム　ニチイホーム碑文谷で機能訓練指導員をしている者です。
今回当ホームのお客様が「さくらあーと」に挑戦しました。今までは日内スケジュール以外は部屋で臥床して過ごす事が多く、何度も離床機会を増やす試みをしましたが継続することが難しかったです。目的を持ち離床する機会をと考え導入を始めました。
お客様は片麻痺のため、右手だけの作業となります。援助をしながらの取り組みをとなりますが、私がパーツを切るところまで準備をし、お客様が貼り付ける作業を行いました。「番号を探しながら進める作業は脳トレにもなるね」と言いながら取り組みました。
完成した作品は、共有部の展示スペースに展示しご家族や他のお客様、職員に見てもらえるようにしました。ご家族の喜ぶ姿、他のお客様や職員のご本人様へのお声がけが、やりがいや達成感に繋がるようで嬉しそうな姿が拝見出来ました。次回は大作にチャレンジとし「さくらあーと　クレマチス」に挑戦することになりました。秋の文化展に向けて作品が増えることが、楽しみです。