知って楽しい 縁起物の世界

手づくり徒然


縁起物とは、良いことがあるようにと願うもの、行事や祭事を祝うためのものです。
日本には、季節ごと地域ごとに多くのお祭りや風習があり、人の一生の中でも誕生から結婚などのお祝い事がたくさんあります。
その時々にお祝いとして贈ったり、逆に幸せのおすそ分けのような意味で贈ったりするものに、ひとつひとつ願いや意味をこめたのが縁起物なんですね。

日本の生活に根付いた縁起物


特別な行事でなくても、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全に無病息災など、日々の生活で願ういろいろなこと。それらを祈ったり、ゲンを担ぐためにも縁起物は使われます。

四季のある日本は、厳しい寒さや暑さを経験し、災害に見舞われることを昔から繰り返してきました。そして、「八百万神」という言葉があるよう、自然界のあらゆるものに神様が宿っていると考えられてきたため、身近な草花や動物にも、日々の安寧を願う気持ちをこめるようになったのではないでしょうか。

ちなみに、「ゲンを担ぐ」という言葉は「縁起を担ぐ」からきたと言われます。
江戸時代に「逆さ言葉」が流行した際に「えんぎ」を逆さにして「ぎえんを担ぐ」になり、「ぎえん」を縮めて「げん」と言うようになったそうです。江戸時代の人の流行の言葉になるほど、「縁起を担ぐ」ということが大切にされてきたことが分かりますね。

行事・風習の縁起物


代表的なのはやはり、お正月飾りや干支飾り、節句の雛人形や鯉のぼり、兜飾りです。
厄除けや招福などその由来や意味はそれぞれにありますが、日々目まぐるしく過ぎる現代では、季節の移り変わりや日本らしい文化を感じるのにも役立つように思います。

新しい年を迎えるために干支飾りを贈ることは、一年お世話になった方や周りの大切な方について改めて考える機会になります。
節句も、対象のお子さまはもちろんですが、雛人形や鯉のぼりをあしらった飾りは、目にするだけで暖かな春を感じるものです。
無病息災などの願いを込めて大人同士贈りあうのもまた素敵です。

草花の縁起物


色も形も香りも千差万別の草花は、見ているだけで心癒されるものです。
そして縁起物としては、香りの強さから厄除けとされる「花菖蒲」や、美しい大輪の花姿から招福の意味を持つ「牡丹」や「向日葵」、寒い季節に咲く生命力の強さから健康長寿の「椿」など、香りから咲く季節まであらゆるものに意味を持ちます。

動物の縁起物


古くは、農作物や蚕を食べるネズミを駆除することから養蚕の縁起物とされていた猫は、時代を経て商売繁盛の縁起物の代表格「招き猫」となりました。
このように、昔から人と生活を共にしてきた動物も、色々な意味をもつ縁起物です。

仲良く寄り添って泳ぐ姿から夫婦円満の象徴の「おしどり」や、「鳳凰のひな」とされ幸運をもたらすという「雀」などの鳥もそう。
日頃よく目にする雀まで縁起が良いとなると、周りは吉兆に溢れている気がしてきます。

語呂合わせの縁起物


物の縁起物として欠かせない「フクロウ」は、その語呂合わせが由来とも言われます。「福来朗」や「不苦労」がそれです。

その他、「無時帰る」「災いを福に変える」のカエルや無病息災の「六瓢箪」、めでタイに、よろコンブ等々言葉遊びが好きな日本人らしい縁起物は無数にあります。
口にするだけで愉快な気持ちになるのもいいですね。

海外の縁起物


日本だけでなく、外国でも縁起物とされているフクロウ。夜目がきくことから先を見通せる知恵や、賢者の象徴だそう。
このように海外でも縁起物…ラッキーアイテムはさまざまあります。

金魚や瓢箪、桃などは中国で縁起が良いとされますが、日本でも同様です。
ほかに、韓国をはじめアジア各地やヨーロッパでは豚が幸運を呼ぶとされます。日本でも「トントン拍子」という語呂合わせから、縁起物の仲間入りをしています。

また日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパでは「煙突掃除屋さん」がラッキーアイテムで、握手をするとよい一日になると伝えられています。
これは寒い冬に煙突を掃除してくれることで暖炉が使えるようになり、家族に幸せをもたらしてくれるという意味や、掃除を終わらせた煙突掃除屋さんと握手をして別れる際に、その手にコインを握らせ小さな善を行うイギリス紳士の話から来ているそう。

国ごとの生活や風習から生まれた縁起物で、その文化を知るのも面白いですね。

縁起物20選

うさぎ

跳躍力から飛躍の象徴。長い耳は情報を察知し危険を回避するということで商売繁盛に。

おしどり

仲の良い夫婦の象徴。花嫁衣装の文様となったり、結婚記念日の贈り物に用いられる。

お地蔵さん

子供を守るとされ「健やかに育つように」願いを込めてよだれかけを奉納する。

かえる

幸運の象徴。「災いを福に変える」「若返る」「お金が返る」「無事帰る」。海外でもラッキーアイテム。

バラ

芳香から多くの人に愛され、「美」や「愛情」の象徴。トゲで大切なものを守るという意味も。

ふくろう

幸運や知恵の象徴。「不苦労」「福来朗」「福老」「富来老」。

病気や災難から身を護る。「困難に打ち勝つ」「商売繁盛」で店や会社に贈るのも吉。

金魚

金運UP、安産祈願・多産の象徴。赤い金魚は魔除け、病気や災厄を払いのける。

胡蝶蘭

蝶のような形から「幸せが飛んでくる」。また鉢植えは「幸せが根付く」祝い花に。

鯉・こいのぼり

金運・成功運・商売繁盛。長生きをすることから不老長寿の象徴。子の健やかな成長と立身出世。

春に一斉に咲く様子から物事の始まりとして縁起が良く、繁栄や豊かさの象徴とされる。

松竹梅

歳寒三友と呼ばれ、寒さが厳しい時期にも立派に生えることからめでたいものの象徴となった。

菖蒲

香りの強さから邪気を払う厄除け。「勝負」「尚武」などの言葉から、子どもの成長を願う象徴。

雛人形

元は男女問わず邪気を払う日であったことから、健康や幸せをもたらす縁起物。

すずめ

鳳凰のヒナとされ、善人に福徳をもたらす。厄をついばむということから五穀豊穣、家内安全。

椿

真冬でも濃い緑の葉を付けることから、不屈の生命力、繁栄や魔除けの力をもつ。長寿を祝う木。

鶴・亀

「鶴は千年、亀は万年」の寿命をもつとされ、長寿の象徴。高く響く鶴の鳴き声は天にも届く。

富士山

世界中に知られる「日本一」「美」の象徴。末広がりの形から子孫繁栄、商売繁盛の意味も。

招き猫

「商売繁盛」や「千客万来」などの福を招く。右手はお金(幸運)、左手は客を呼ぶ。

六瓢箪

六瓢=無病から「無病息災」。 また蔦が伸びたくさんの実がなることで、開運招福・子孫繁栄の象徴。

大切な方へ贈るクラフトキットの縁起物

他にも、日本の象徴である富士山や朝日や虹、通り雨といった自然現象にも数多くの縁起物があります。
いろいろなものに意味を持たせながら、誰かの幸せを願うという人の優しい気持ちから縁起物は生まれたのかもしれません。
そうした意味を知るとまたお祝いや節句に縁起物を贈ることはもちろん、日々の安全や健康のためにも贈ることが楽しく意味のあるものに思えてきます。

そして縁起物は、手作りのモチーフとしても大変人気があります。
お祝いの気持ちや幸福を願う縁起物を、心を込めて手作りして贈りたいという方が多いからなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さくらほりきりでは、「誰にでも簡単に完成度の高い作品が作れる」というコンセプトのもと、細部にまでこだわり、手作りが苦手な方でも楽しめるキットを提供しています。

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さくらちゃん

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さくらほりきりのキャラクター『さくら』です♪ キットを作った感想や日常のお話、イラストや絵手紙、飾っているお写真など、皆様のお便りをお待ちしています!

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