今月のお花 -誕生花-4月(アネモネ)

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誕生花の由来は、国や地域によっても諸説あるそうですが、古代ローマやギリシアの時代にも遡るとも言われます。月ごとに咲く花には、その月を司る神様からのメッセージが込められたと考えたそう。「枯れないお花」として手作りのモチーフにも人気の誕生花を知ると、作るのも贈るのもまた楽しくなりそうです。

4月の誕生花/アネモネ

春の気配を感じる風に揺れて咲くアネモネ。濃い赤のものから、ピンク、白、青などカラフルな色彩を楽しむことができ、花びらも一重だけでなく八重咲のものなど様々で、園芸からアレンジメントなどに幅広く親しまれています。

アネモネの花言葉

アネモネの花言葉は、「赤:君を愛す」「ピンク:待ち望む」「紫:あなたを信じて待つ」というように色ごとにそれぞれあります。恋にまつわる言葉が多いのは、愛と美の女神アフロディーテがキューピッドが放った矢を誤って受け、美少年アドニスに恋をしたというギリシャ神話に由来するそう。アドニスは狩りの最中に不慮の事故で死んでしまったことから、アネモネは、彼の死を悼んだアフロディーテの涙やアドニスが流した血から咲いたとされます。そう聞くと少し切ない花言葉が多いようにも思いますが、春の花にふさわしい「希望」という言葉もあります。

アネモネにまつわる話

アネモネという名前は、ギリシア語で「風」という意味のアネモスを由来とするため「風の花」と呼ばれます。イギリスでもWindflowerと言われているそう。そよ風にふわふわと揺れる様子が「風の花」にぴったりですね。そしてこれは、ローマ神話にも由来すると言われます。

花の女神フローラの侍女であった花の妖精アネモネは、フローラの夫である風の神ゼフィロスに見初められます。
アネモネが育てる花にゼフィロスが風を送ることで他の花よりも美しく咲いていることにある時気付いたフローラは、アネモネを花園から追放してしまいます。
不憫に思ったゼフィロスは、アネモネを1輪の美しい花に変え、花園に留めました。

いまも春風に揺れる姿は、ゼフィロスの愛を受けている証だそうです。

手作りならではの枯れない花

お花の贈り物というと、ブーケやリースなどのフラワーアレンジメントが一般的です。
でも、手作りのモチーフとしてお花が人気なのもまた、贈り物として喜ばれるから。
ご家族や親しい友人へ心を込めて手作りしたお花は、「枯れないお花」として人気です。
またお見舞いなど、生花を持ち込めない場所や、水替えなどの世話をすることが出来ない状況の方にも喜ばれると言われます。

きめこみ誕生花・アネモネ(4月)

きめこみ誕生花は、月ごとの誕生花をきめこみパッチワークで作っていきます。
4月のアネモネは、赤、ピンク、紫のお花をおとな可愛くまとめたデザインです。
お部屋にもお洒落な色づかいと、春風をお部屋に運ぶような雰囲気は気軽な贈り物にも喜ばれます。

きめこみ誕生花・アネモネ(4月) 1,540円(税込)

また季節を象徴するお花をお部屋のインテリアとして、月ごとに飾り変えたり、集めて飾るのも楽しいものです。
毎月ひとつを作りあげるもまた日々に楽しみが生まれます。新たな趣味にいかがですか?

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