活動的に過ごすために

東京都　中里様より
　
有料老人ホーム「ニチイホーム碑文谷」で作業療法士をしている中里と申します。
「天然木のさくらあーと」を男性のお客様と作成しました。取り組むきっかけとなったのが、「日中眠って過ごす事が増えてしまったため、活動的に過ごすには？」とご家族と相談し、始めました。
1作目はA５サイズで、どのような取り組みになるか様子を見ることとしました。ハサミでのカットは消極的であり私がシートを切り、番号を探していただき貼ることをお客様にしていただきました。几帳面な方で、少々ずれると「あーずれちゃったよ」と私に援助を求められ、私が剥がしお客様が貼り直しをするという二人三脚で取り組みました。
1作目が完成すると「娘が２人いるから、もう１つ作らないとな」とのことで2作目も作りました。時間はかかりましたが完成し、面会時に手紙を添えてプレゼントしました。写真はその際の1コマになります。
ご面会時に秋の文化展に向けての作品ご家族とを選びました。「白鷺城」を選ばれ大作です。「期日までに終わらなかったらご家族にも手伝っていただきますので、頑張ってくださいね」と冗談を言いながら目標を立てました。
11月の文化展でご家族に見て頂けることを楽しみに、挑戦します。ゆっくりの進度ですが、やり遂げる気持ちのお手伝いをこれからも出来ればと思います。