【インタビュー】岡山県岡山市にある通所介護施設、三戸内科デイサービスの大山様にインタビューさせていただきました。
［ 施設名称 ］ 三戸内科デイサービスセンター
［ 施設分類 ］デイサービス
［ 利用目的 ］ 趣味活動（レク）/リハビリテーション
［ 使用商品 ］ きめこみパッチワーク、押絵など
レクの準備、完成度がイマイチだったのが悩みだったが・・・
――早速ですが、雰囲気や特色などを教えていただけますか？
第二の自宅として、または公民館活動の延長線上にある施設として、利用者様が楽しくリラックスできる場所ですね。それは職員にとっても同じです。
――確かにホームページからもアットホームな雰囲気が伝わってきます。
さくらほりきりのキットをご利用になる前はどのような課題を感じられていましたか？
レク用の素材の準備が大変だったり、完成したとしてもクオリティーがいまいちなことが悩みでした。
――では、キット導入の決め手は何だったのでしょうか？
カタログには様々なキットが紹介されていて、どれがいいか選ぶ楽しさがありました。
完成した後も、作品を見たご家族の方も出来栄えの良さに驚いたり、こんな作品が作れるのか！と感動したりしてくれるんです。
クォリティーの高いものを作りたい、という課題をこんなに簡単に解決できるキットは他にはありませんでした。
ものづくりの楽しさを通して、生きがいづくり
――ご家族にまで喜ばれているというのは本当にうれしいです。現在はどのような用途でご利用いただけているのでしょうか？
趣味活動として利用者様が作りたい作品を選び、ものづくりの楽しさを通して生きがいづくりとリハビリを兼ねています。
――実際にご利用いただいてみてよかったと感じるポイントを教えていただけますか？
出来上がった時の喜びはもちろん、完成した作品を他の方が見て「私もこれをやりたい！」と意欲の連鎖がみれるのがとても嬉しいですね。
ご家族に褒められる、嬉しくなり自信を取り戻す
――では、キット制作の際にご利用者様との楽しいエピソードなどございましたら教えていただけますか？
倉敷美観地区のきめこみパッチワーク作品を購入された方と職員のやり取りがとても微笑ましかったんですよ。
利用者：「これは私がしたら美観地区じゃない、不観(ぶかん)地区だ～」
職員：「不観地区じゃない、美観地区になるから頑張って！」と、冗談めいたやり取りをしていました。
少し大きい作品で、石垣部分の布が特に扱いが難しく苦戦されている様子でした。
完成した作品を見て「やっぱり不観地区だ…」と自信をなくす利用者様に対し、職員が「大丈夫、絶対美観地区になるから！」と仕上げをして額に入れ、しばらくは施設内で飾らせて貰いました。
ですが、作品を見るたびに「やっぱり不観地区じゃ！」「いやいや美観地区ですよ！」などと攻防が繰り返され、そのうちに「しばらく注文はいい…」と気を落とされてしまった様子でした。
それから数ヶ月経ち、作品をご自宅へ持ち帰ることになりました。すると次の利用日に「家に飾ったら不観地区じゃなかった！美観地区だった！」と嬉しそうにおっしゃり、すっかり自信を取り戻したご様子。
他の方が作っていた干支の作品を見て「今度はこれをしてみたい！」と意欲の向上も見られました。
落ち込んだ様子から、しばらくは作品作りはしないであろうと思っていましたが、ご自宅に飾ることでご家族にも褒められ「作ってよかった」と満足そうでした。
さくらほりきり作品の魅力を改めて感じる出来事でした。
ー凄まじい攻防の様子が伝わってきます（笑）
大山様はじめ職員の皆様のご利用者様を思うあたたかい気持ちが、施設を楽しい場所にしているのですね！
まだまだ感動したいので、楽しみにしてます！
それでは最後に、満足感などを教えていただけますでしょうか？
100点満点中200点です！
もうこれ以上進化しないだろうと思っていた説明書や作り方なども毎年改善されており、干支のきめこみプチセットの紐がほつれにくい物に変更されたり、こんなワザがあったのか！と思うような細かな仕上げ方があったり、送られてきた箱のガムテープが剥がしやすくなるように角が折ってあったり…。バラバラの注文なので梱包が大変だと思うのですがいつもキレイに収まっていてとても気持ち良く利用させて頂いております。
利用者様と一緒に感動しています。そしてその度に、どうやってこんなことを思いつくんだろう？と謎も深まっております(笑)
まだまだ感動したいので、これからの改善も楽しみにしてます！
至らない点も多々ある中で大変に恐縮です！これからも期待に応えられるよう引き続き努力して参ります。
三戸内科デイサービスの皆様、大山様ありがとうございました。
三戸内科デイサービスセンター
〒701-2141 岡山県岡山市北区牟佐168-3
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