介護施設

あおぞらの里 グループホーム小松川

「小さい頃に、駄菓子屋に入りびたり私の味方になってくれていたおじいちゃん、おばあちゃんへの恩返しと思って。」
そんな思いを抱きながら運営に当たられている東京都江戸川区にありますグループホームの施設長様にインタビューさせていただきました。

[ 施設名称 ] グループホーム小松川
[ 施設分類 ] グループホーム(高齢者認知症)
[ 利用目的 ] レクリエーション / リハビリテーション
[ 使用商品 ] シールちぎりあ〜と、パウダーアート、かんたん押絵など

施設内には時計もカレンダーもない、その理由は?

――早速ですが、ホームの特色など教えていただけますか?

現在、認知症の方が18名、介護レベルで言うと平均2~3ぐらい。平均90代の方々に入居いただいています。
ここには、あるものがないことに気づきませんか?
「時を忘れてゆったりと楽しんでいただきたい」との思いから、施設内の時計・カレンダーを全部外しているんです。
また、認知症の専門医の方にも月2回訪問していただき、薬の合わせ方などの指導をいただいていたりしています。
通常、グループホームでは入居者と介護職員が一緒になって食事を作ることが多いのですが、厨房には調理の専門スタッフがおり、自分達で作らなくていいようにしています。

――確かに、職員の方もバタバタしておらず、入居者様と和やかに談笑されていました。そういった工夫があるからなんですね!
では、さくらほりきりのキットを利用する前はどのような課題を感じていましたか?

私が赴任した当初に行われていたレクリエーションは、会社のコンセプトでもある「幼稚なことはさせない」ということとは程遠く、塗り絵や折り紙程度しか出来ていませんでした。

なんとかその状況を変えたいと、さまざまなレクリエーション用品やキットを探していたところ、併設のデイサービスにてさくらほりきりさんのカタログをみつけたんです。
これならコンセプト通り、入居者様にも満足していただけるレクを提供できるのでは?と、早速店舗にお伺いしていろいろなキットを購入しました。
レク予算6,000円で毎月やりくりしています。

完成後の見栄えの良さが導入の決め手

――導入の決め手はなんだったのでしょうか?

出来上がりが豪華!見栄えが素晴らしい。これに尽きます。
シールはり絵・シールちぎりあ〜とやさくらあーとなど、ハガキとして家族に送れるのもいいですよね。キットの種類が豊富なことは、利用する側としてもありがたいです。

――実際に利用してみての感想などお聞かせいただけますか?

認知症の方を対象にしていますので、当然一人で完成させることは出来ません。ですが、仲間と一緒にやることや、たとえ一つでもシールを貼ることであっても達成感を感じていただき、喜んでくださいます。

私達にとっても入居者様の笑顔が見れることが何よりの喜びです。
入居者様はご自身で「何もできない。できなくなりつつある」と感じている方がほとんどですが、一緒に作ることで「出来ることがある」と前向きな気持ちを取り戻し、笑顔も増えました。

シールちぎりあ〜とやらくらく型抜きアートは、最後に絵をかぶせた時の感動が本当にすごい。
コミュニケーションも自然にとれ、職員も助かっています。
また、ハサミなど道具も使うことで「こんなこともできるんだと」と、ご家族も気づかなかったような発見もあります。

――ありがとうございます。それでは最後にご要望などございましたらお聞かせいただけますでしょうか?

シールはり絵の「猫の四季」をもっと出して欲しいです!以前、カタログ紙面でも読みましたが、商品開発があんなに大変だとは…。
パーツも大きくて作りやすいですし、入居者様も猫が好きな方が多いので!
大きなパーツのキットがあるのは非常に助かります。これからもたくさんのキットをお待ちしています!

あおぞらの里 グループホーム小松川
〒132-0034 東京都江戸川区小松川4-94
http://www.cedar-web.com/

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